・第17回全国大会
令和元年9月14日(土)、「東西うどん決戦!天下分け麺の関ヶ原」
のテーマ
で 岐阜県の関ヶ原ふれあいセンター にて開催されました。
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【研究発表】
@「ヴィーガンうどんの可能性」 (
小島和男)
8か月間のアメリカ・カリフォルニア州バークレー訪問の期間に、現地におけるうどんの受容
を調査した結果をもとに、ヴィーガン(思想的菜食主義者)の多い当地域における、ヴィーガン
向けうどんの可能性を示唆する。
A「さぬきうどんのおいしさに関する研究 〜コシの正体を解明する〜」
(津村哲司・次田隆志・佐々木来果・林田唯・矢野かれん・次田一代)
香川県内の製麺所に特別に製造依頼した原料の異なる各種生うどんの機器分析と官能
評価を行い、結果を解析することにより、さぬきうどんのおいしさ特にコシについて客観的に評価
する方法を見出すことを目的とした。デンプン量を変えて製麺したうどんの物性を機器分析
することにより弾性率変化に差がみられ、その差がうどんの好み、官能検査の結果と比例関係
が認められた。
前回発表の結果と総合してうどんのコシは、硬さではなく、弾性率変化つまり、噛み始めの
弾性率と噛み切る直前の弾性率の差であると結論付けて良いのではないかと考えた。
【ワークショップ】
「うどんの東西とその特徴」
・ワークショップ趣旨説明「関ヶ原を分岐点とした東西食文化の差異」(畦地真太郎)
・話題提供「海流がうどん出汁の東西格差に及ぼした影響」(鹿島基彦)
・ワーク「全国うどんの分布と特徴の配置および東西差の検討」
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学会の様子
【日時】 令和元年9月14日(土)
12:00〜総会
13:00〜研究発表会
【統一テーマ】
「東西うどん決戦!天下分け麺の関ヶ原」
※参加費無料 ご自由に聴講してください。
【場所】 関ヶ原ふれあいセンター
(岐阜県不破郡関ヶ原町大字関ヶ原894-29/JR関ヶ原駅徒歩10分)
詳しくは事務局まで
◆日本うどん学会第17回全国大会 本部事務局
〒651-2180 兵庫県神戸市西区伊川谷町有瀬518
神戸学院大学 鹿島研究室
TEL/FAX:078-974-4094
E-Mail:kashima@human.kobegakuin.ac.jp
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